変数について
今回は、pythonにおける変数について解説していきます。
変数とは、計算の結果などを一つの言葉に置き換えることができる文法です!
変数名 = 代入したい値
実際のコード例を見てみましょう。
エディタ
print(plus)
と、エディタに入力すると
コンソール
という結果になります。
エディタには、plus という変数を作っています。
そして、plus に 2 + 3 という計算式を代入していますね(^^)
この代入をすることで、plusに意味を与えているんです。
ここで、plus をprint()で出力してみましょう。
その結果、計算式の解である 5 が出力されましたね。
大事なことは、括弧内をクォーテーションで囲まないこと!!
囲むと ただの plus という文字列になるので、5と出力されません。
ここで、
「どうして別の言葉に置き換える必要があるの??」
「変数を使うことで、何か良いことはあるのか?」
という疑問が湧くと思います。
では、変数を使わないコードと、使うコードを見比べてみましょう。
変数を使った場合のコード
エディタ
print(f"こんにちは!{name}さん、お待ちしてましたよ(^^)")
print(f"{name}sさん、出身はどこなんですか?")
print(f"{name}さん、かっこいいですね!!")
と、エディタに入力すると
コンソール
パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、出身はどこなんですか?
パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、かっこいいですね!!
という結果になります。
こちらは name という変数をつくって、
パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレス
という文字列を代入しています。
そして、3つのprint()を使って文を出力しています。
変数を使わなかった場合のコード
エディタ
print("パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、出身はどこなんですか?")
print("パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、かっこいいですね!!")
と、エディタに入力すると
コンソール
パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、出身はどこなんですか?
パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、かっこいいですね!!
という結果になります。
こちらは、ただ単にprint()を3つ使って文を出力しています。
使ったコードと使わなかったコードを比べ見ましょう。
エディタ: 変数あり
print(f"こんにちは!{name}さん、お待ちしてましたよ(^^)")
print(f"{name}sさん、出身はどこなんですか?")
print(f"{name}さん、かっこいいですね!!")
と
エディタ: 変数なし
print("パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、出身はどこなんですか?")
print("パンチート・ロメロ・ミゲル・フニペロ・フランシスコ・クインテロ・ゴンザレスさん、かっこいいですね!!")
どちらも同じ文が出力されています。
変数ありのほうが、見やすく感じませんか?
そうなんです!!
変数を使うことで長ったらしい名前などをシンプルに、見やすくすることができるんです(^^)
また、
変数に置き換えることで、同じ名前や値を繰り返し使うことができるんです。
この2つが主なメリットです。
そして、覚えておくと便利な記法があります。
2つの単語を合わせて変数を作るケースが、かなりあります。
そんなときは、単語と単語をアンダースコアで区切りましょう!
例えば...
user_name = ~~~~~
user_age = ~~~~~~
first_name = ~~~~~
覚えておくと、コードが見やすくなりますよ(^^)